【要チェック】2025年8月、銀行「預金金利」ランキングTOP3を紹介

2025年8月版|銀行「預金金利」ランキングTOP3

〜金利上昇局面で“賢い現金の置き場所”を考える〜

2025年に入り、日本の金利環境はゆっくりとではありますが上向きの兆しを見せています。長らく続いた超低金利時代からの転換期にあり、預金金利にも徐々に変化が表れはじめています。このようなタイミングだからこそ、自分の資産をどの金融機関に置いておくのが合理的なのか、最新の情報をしっかり確認しておくことが重要です。

本記事では、2025年8月時点の銀行預金金利ランキングTOP3を整理するとともに、預金金利をチェックするメリットや、個人向け国債との比較、資産を守り増やす上での基本的な考え方を丁寧に解説します。

■ なぜ預金金利を定期的にチェックすべきなのか

■ なぜ預金金利を定期的にチェックすべきなのか

預金金利を確認することには、次の3つの重要な意味があります。

① 無リスクで得られる利回りの把握

銀行預金は元本保証の商品であり、いわば「無リスク資産」の代表格です。
この利回りを知ることで、リスク資産との比較基準が明確になります。

② 他の投資商品との相対的な価値が分かる

例えば次のような状況を考えてみましょう。

  • 預金金利0.2% / 高配当株4% → 株式の利回りが魅力的
  • 預金金利5% / 高配当株3% → 株式の旨味が少ない

このように、預金金利の水準は投資判断の基準として大きな役割を果たします。

③ 詐欺商品を見抜きやすくなる

市場金利が1%の時に「元本保証7%」などと謳う商品があれば、まず疑うべきです。
金利の基準を知っているだけで、怪しい金融商品を避ける確率が大きく上がります。

■ 現金の価値は低くない ─ バフェットの言葉から学ぶ

■ 現金の価値は低くない ─ バフェットの言葉から学ぶ

株高やインフレ局面では現金は軽視されがちですが、実は現金には大きな価値があります。
世界的投資家ウォーレン・バフェット氏は、こう述べています。

「我々は信念をもって現金を保有している。
現金がなければ、翌日のプレイに参加できない状況が過去にも何度もあったし、
未来にもまた必ず起こるだろう。」

つまり、暴落という“バーゲンセール”に参加するには現金が必要ということです。
コロナショック時も「現金がなく買えなかった」という投資家は少なくありませんでした。
現金は日常生活に必要なだけでなく、生活防衛資金、暴落時の投資余力としても極めて重要な資産なのです。

■ 2025年8月|銀行預金金利ランキングTOP3

◎ 「普通預金」金利TOP3

1位:みんなの銀行 …… 0.30
2位:auじぶん銀行 …… 0.21
3位:その他主要銀行 …… 0.20

普通預金はほぼ横並びで、0.2%が相場です。
楽天銀行や住信SBIネット銀行も0.2%で、わずかな差のために乗り換えるメリットは小さいでしょう。

◎ 「5年定期預金」金利TOP3

1位:大和ネクスト銀行 …… 0.70
2位:UI銀行 …… 0.55
3位:京都銀行 / ソニー銀行 / auじぶん銀行 …… 0.50

0.4%前後がボリュームゾーンですが、大和ネクスト銀行の0.70%は抜きん出ています

◎ 「10年定期預金」金利TOP3

1位:ソニー銀行 …… 0.60
2位:メガバンク・主要ネット銀行 …… 0.50
3位:GMOあおぞらネット銀行 …… 0.32

10年定期は5年と大きな差はなく、やや長期の金利上昇を織り込み始めている印象です。

■ 個人向け国債の金利も要チェック

銀行預金だけでなく、個人向け国債も比較対象として非常に重要です。

  • 変動10年:0.97%
  • 固定5年:0.97%
  • 固定3年:0.79%

定期預金よりも金利が高く、1年経過後は元本割れなく中途解約可能という利便性があります(※直近2回分の利子相当額は差し引かれる点に注意)。
さらに国債はほぼ無リスク資産であり、金融機関より国の方が破綻リスクが低いこともメリットです。

そのため、**「銀行で定期預金を組むくらいなら、個人向け国債の方が合理的」**というケースが多くなります。

■ どこにお金を置くべきか ─ 資産形成の基本ポジション

資産形成の合理的な立ち位置は次のように整理できます。

● リスクを取れるお金

オルカン・S&P500などのインデックス投資
 想定利回り:年5〜7%(暴落時は−50%もあり得る)

● リスクを取れないお金

普通預金・個人向け国債(変動10年)
 想定利回り:年0.2〜1.0%(元本割れリスクなし)

この基準より、

  • 「利回りが低いのにリスクだけ高い」
  • 「利回りが低いのにコストが高い」
  • 「途中換金に大きな制限がある」

といった商品に手を出すと、いわゆる“情弱”扱いされてしまいます。
不要な手数料やリスクによって資産形成の効率が大きく低下するため、十分な注意が必要です。

■ まとめ:金利上昇時代の今こそ、正しく「現金の置き場所」を選ぼう

■ まとめ:金利上昇時代の今こそ、正しく「現金の置き場所」を選ぼう

2025年は、日本がデフレからインフレへと移行しつつある重要な局面です。
このような時期は、金利がどのように変化していくか定期的にチェックし、自分にとって最適な現金の置き場所を選ぶことが、資産形成において非常に大切です。

  • 普通預金は0.2%前後
  • 5年定期は0.4〜0.7%
  • 10年定期は0.5%前後
  • 個人向け国債は0.8〜0.9%台

このような金利環境を理解しておけば、無駄な商品に手を出すリスクも減ります。
搾取されず堅実に資産を積み上げていくためにも、金利の定点観測を続け、賢く立ち回っていきましょう。